スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不思議な夢。

お彼岸の2日前
朝方、不思議な夢を見ました。


夢の中で目が覚めると、実家の祖母の部屋に居ました。
窓が開け放たれていて、柔らかい陽射しが射し込み、爽やかな風がカーテンを揺らしていました。

窓の外には、見慣れた景色が広がり、小さな川が遠くまで続いています。

その川を目で追って上流まで眺めて行くと、その先の集落の中に二階建ての家があり、ベランダからラグを干しているのが見えました。


と、その時
後ろに人の気配を感じて振り返ってみると、上品な着物を着て、姿勢のいいお婆さんが立っていました。


…あれ?
よく見ると、亡くなった祖母なんです。


雰囲気や姿勢や…全然違って分からなかったのですが、確かに祖母です。

にこにこと優しい笑顔
『いつもここから見ているからね。』

…と。



ここで目が覚めたのですが、


ふと、祖母を思い返しました。
いつも夢に出て来た祖母とは、全く違うんです。
夢に出て来る祖母は、暗い部屋で背中を丸めて 何かブツブツ言いながら上目遣いにこちらを振り向く…。
そんな夢です。


生前、そんな祖母でした。
人伝いに聞いた話では、昔は頭が良くてお話が上手で、品があって活発な人だった。
でも、長男が交通事故で亡くなった時にか、次女の出産のヒダチが悪かった為なのか、ある日起きたら全く違う祖母になってしまっていたそうです。

たぶん、本当だったら精神病棟に入院していた方が良かったんでしょうね。
私の父が、人の目…世間体?を気にして、病院にも連れて行ってないようですが。


そんな家に嫁いで来た母は大変だったと思います。
嫁姑の問題に、祖母がご近所で起こして来る数々の問題の後始末とお詫び。


よく、訳も分からず叱られたりもしましたが、…今なら、なんとなくその時の母の気持ちも察する事が出来ます。

産まれた時から ずっとそんな祖母だったから、特に怖いとかオカシイとか、思わなかったのだけど 幼稚園に入った頃からか、あれ?…なんか危ないのかもかも?と、気付くようになりました。


『麦ちゃん、ラムネをあげるから食べなさい』と、出されたラムネ…。ラムネではなく、赤や緑、黄色のセロハンで包まれたタンスに入れるナフタリン。 口に入れようとして、鼻をつくキツい匂いにやめて、母に持って行くと、鬼の形相の母が祖母の部屋へ行き、その後で もの凄く取り乱してご近所の家々を訪ねて行った事を覚えています。


まあ、そんな祖母で、実家が農業をしていたと言う事もあって、鎌や鍬や危ない物は、身近に揃っていました。

居間で寝ていて 起きたら首に鎌があったとか、歯磨きをしていたら果物包丁を持って後ろに祖母が立っているとか、…そんな毎日で


今思うと、凄い毎日だったんだな~…ひょっとして

と、思うのだけど
でも当時は、うちは少しだけよそのお家と違うのかもしれない。…と言う程度でした。





そんな祖母でした。



今年の夏で、二十三回忌。
一昨年の夏、父の兄の五十回忌の法要の時に、お墓の引越しと建て替えをしました。
総費用で、日産のエルグランドとルークスが新車で買える金額。
妹が、何処かの占い師か祈祷師?かに視てもらっての事なんですが…それが 良かったのか悪かったのか、賛否両論。


お位牌の事や、…分けたり いろいろとしました。
それを、よくないと言う人も何人か居て、今更ながら、実家の方では少し戸惑っていたりします。



ふと、
夢を思い出して、思ったんです。
人は、亡くなると 死ぬ間際まで患っていた病も痛みも苦しさからも解放されると言いますよね。

なら、二十三回忌を迎えて やっと祖母は、天へ上がって行く事が出来たのかな~と。
だから、患っていた精神疾患からも解き放たれて あの上品な姿勢のよい笑顔のお婆さんが、本来の祖母の姿なんでしょうね。


お墓の建て替えは、良かったんだね。
…って。



そんな事を考えながら、木曜日に同僚が訪ねて来るので 家の中を大掃除。
リビングのラグを洗って、二階のベランダから干していると


『いつもここから見ているからね。』


…あ、


この光景は。



あの夢の中でラグを干していたのは私で


そして、…いつも見ていてくれたんだね。









そんな話を法事の時に母に話したんですけどね~



長年、苦しんで来た母の受け止め方は、また違ったものでした。



まあ、そんなもんなんでしょうね。
スポンサーサイト

Comments

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。